月刊水産北海道2025年4月号
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【お知らせ】2024年4月号をお届けします! (4月11日発売)

 2025年もはやり、外圧で日本の水産業は大きな影響を受けそうな気配です。ALPS処理水の海洋放出を口実にした中国の全面禁輸に加え、トランプ政権は2日から関税の一律10%上乗せ、さらに「相互関税」による24%を9日から実施、金融市場は大混乱となりました。しかし「相互関税」発動の翌日、対抗措置でなく、交渉による協議を求める国には90日間の猶予を与えるなど、目まぐるしいトランプ流の「ディール」に振り回されている状況です。

 春を告げる主要魚種の日本海ニシンは3月末段階でも主産地の挽回はならず、残念な結果ですが、堅調な後志南部、留萌管内の漁獲が期待されます。また、全道的な採苗不振のホタテ貝は、減産が明白となり、原料不足を予想した高値が続きそうです。

 4月号は、昨年水揚げが好調だったサロマ湖3単協、網走2漁協をとりあげ、本道漁業の底力の一端を示すことができました。(なお、表紙の写真下にある見出しで「R7」とあるのは「R6」の誤りにつき、訂正しお詫びします)

 また、4月1日付の北海道水産行政および系統団体の人事異動、単協役員改選の結果を隈なくフォローし、付録には恒例の道水産林務部水産関係機構図を用意しました。ぜひご覧下さい。

 道議会、サケふ化放流計画、桧山洋上風力、サバ類TAC、クロマグロへの流適法、全道セミナー、ベトナムへのホタテ輸出、ブロック別研修、小樽地区・日高地区の漁協青年部大会とスマート水産業、ブルーカーボン、マリンビジョン、コンブ生産対策、環境保全研修、日本海ニシン、毛ガニの漁獲、ブックレビューなど話題は盛りだくさんです。

 連載の「ホタテガイと出会って半世紀」川眞田さん「TEAM Kの人々」の大脇さんをはじめ、さきごろ信漁連OBで、キッチンカーを操り、新しいステージに挑戦する市原さんも登場しています。

 印刷経費をはじめ諸物価高騰の折、月刊「水産北海道」も4月から値上げせざるを得ない状況になってしまいました。1冊税込1,100円、年間13,200円(送料込み)とさせていただきたく改めてご理解をお願いします。

 ※広告に関する問い合わせは、電話011-271-4603、メールkaisha@suisanhokkaido.co.jpまで。
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